- Update 2019.04.26
- 林技研工業 静電容量式膜厚計 【アドミッタンスゲージ 】Model278Ed
■林技研工業【アドミッタンスゲージ】
非破壊・接触式・静電容量式膜厚計 Model278 Ed
薄膜測定はおまかせ、素地の厚みが0.1㎜以下で、アルミ板や銅板の凸凹した試験片の
膜厚が測定できるデジタル式膜厚計は、世界でもアドミッタンスゲージのみです。
【概要】
アドミッタンスゲージは、アナログ式ストランドゲージをベースにデジタル式に製品化したものです。
アドミッタンスゲージは、金属などの導電体に塗布された絶縁物の厚みを測定します。
試験片の材質や板厚の影響を受けず、しかも表面の粗さが大きくても金属の厚みが
0.1mm以下の薄板や浪打ちしか板でも、電極として導電柱ゴム電極(Φ9.4mm)を
使用することで、ゴムの持つ柔軟性との相性効果で平均値が得られ、誤差を最小限にした
とても完成度の高い測定装置です。
【 特徴 】
・素材がアルミニウム版や銅板0.1mm以下の薄膜測定に威力を発揮します。
・素地の凸凹や波打ちした試験片でも、導電性ゴム電極Φ9.4mmの測定平均値と
ゴムの持つ柔軟性の相乗効果で、誤差要因の影響を最小限にした測定が可能です。
・ハンドプローブでは、素材の金属部と通電できれば、板厚に関係なく曲部等の測定ができます。
・プローブゴムチップ面積が大きいほど測定が安定します。
薄膜になるほど高感度測定となります。
・デジタル表示なので、データー読み取りに誤差がなくPCのExcelにデータが転送されます。
■0.34~40.00mμm、電極面積Φ9.4mプローブ。
また、薄膜ほど精度よく測定ができます。
■アルミ合金ADC12のアルマイト皮膜が、2μm以上あれば電極面積Φ9.4mmを用いると
電流式と比べると正確かつ効率よく測定できます。
■測定プローブ電極は直径Φ2、Φ3.5、Φ9.4mmの3種類から選択できます。
また、スイッチ切り替えで、交換使用の可能なタイプもございます。
■板膜厚のみだけでなく、試験片の金属部と通電できれば
測定板厚に関係なく、湾曲面などであっても測定可能です。
◆測定対象物 ◆測定例
ワニス、塗料、ラッカー、プラスチック アルミチューブの皮膜
樹脂、アルマイト(2μm以上) アルミ缶の内面、外面の皮膜
その他の絶縁皮膜 金属箔状の絶縁皮膜
アルミ合金 ACC12の皮膜
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